眼瞼下垂の治療総合ポータルサイト
眼瞼下垂治療の名医がいるクリニックBEST5

眼瞼下垂治療総合ポータルサイト

サイトマップ

主な症状

眼瞼下垂の具体的な症状を紹介します。初期に見られる徴候から、悪化することで起こる弊害まで、程度別に症状をまとめました。

眼瞼下垂の主な症状

軽度の眼瞼下垂

  • まぶたが重く感じる
  • まぶたが開きにくくなる
  • 目尻の皮膚が垂れる
  • 目の奥に痛みが出る

重度の眼瞼下垂

  • 眼瞼下垂の症状目を開けようとしても、まぶたが上がらない
  • 視界不良が起こる
  • 深いシワが額に現れる
  • 過度な逆さまつ毛を起こす
  • 肩凝り▪偏頭痛になる

最初は、まぶたが少し重いかな?という軽度の症状でも、放っておけば偏頭痛、肩凝り、視力の低下などにもつながるので恐いですよね。

また、眼瞼下垂の大きな特徴としてお顔の印象が暗く見えることが挙げられます。まぶたが下がって目つきが悪く見えるため、実年齢に比べ老け顔になってしまうのだそう。

シワや逆さまつげの要因にもなるので、専門家に診てもらうなどしてなるべく早めに対処しておきましょう。

くぼみ目は眼瞼下垂の兆候?

放っておくとさまざまな弊害を引き起こす眼瞼下垂ですが、初期はなかなか症状に気付きにくいというのも特徴です。

少しでもまぶたが重く感じたり、目尻の皮膚にたるみが出たりする場合などは注意が必要。

一見美人に見える、くぼみ目(外国人のように上まぶたに深い彫りがある)や突然できる涙袋なども、眼瞼下垂の初期症状の一つと言われています。

該当する方は早めにクリニックで診察を受けることをおすすめします。

眼瞼下垂が発症するしくみ

過去9年間に眼瞼下垂手術を行った245症例につき,その原因を検討した。内訳は男性77例,女性168例であり,60歳以上が全体の75%を占めた。後天性眼瞼下垂の頻度は93%,先天性が7%であった。95例(39%)が両眼性,150例(61%)が片眼性であった。白内障手術の既往が52例(21%),顔面神経麻痺の既往が11例(4.5%)にあった。202例(82%)が老人性眼瞼下垂と診断された。以上の事実から,近年の眼瞼下垂には,人口の高齢化や内眼部手術の増加が関与している可能性があることを示している。高齢者の眼瞼下垂では,重症筋無力症などの神経筋疾患を鑑別することが必要である。

出典:『眼瞼下垂手術症例の原因病型に関する検討』獨協医科大学越谷病院眼科
http://medicalfinder.jp/doi/pdf/10.11477/mf.1410100263

こちらで紹介したのが、眼瞼下垂の原因です。原因はいくつもあり、その原因によって眼瞼下垂になってしまう仕組みは異なります。代表的なものを中心に紹介していきますね。その前に、瞬きをするために働いてくれている筋肉についても紹介します 。

眼瞼挙筋

まぶたの裏にある筋肉で、瞬きをするときにまぶたを持ち上げる重要な役割を持っている筋肉です。筋肉が収縮するとまぶたが持ち上がって目が開き、閉じるとまぶたも同時に閉じます。

ミュラー筋

どんな役割をするのか、まだはっきりと解明されていない筋肉ではあるのですが、眼瞼挙筋がどれぐらい緊張しているかを感知するセンサーのような役割を果たしています。眼瞼挙筋によってまぶたが開けづらくなってしまったとき、開く補助をしてくれる存在でもあります。

挙筋腱膜

眼瞼挙筋と瞼板(まぶたの先端)をつないでいる組織なので、弱ってしまうと2つの連携がうまくいかなくなってしまいます。

前頭筋

眉毛を上げるときに使う筋肉で、同時に眼瞼も引っ張られることで目を開けるために役立つ筋肉です。ミュラー筋と同じく、眼瞼挙筋が弱くなってしまったり、うまく作用しなくなったりするときに、まぶたを開けるためのサポートをしてくれます。

眼輪筋

目をぐるっと周るように取り囲んでいる筋肉で、閉じるために使われています。

これらが、眼瞼下垂に深い関係がある筋肉たちです。瞬きはいろいろな筋肉に支えられている、ということがわかりますよね。そこで、次は原因別に眼瞼下垂が起きる仕組みを考えてみましょう。

先天性眼瞼下垂

先天性という名前の通り、生まれつきの症状ですね。生まれつき眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉が弱いため、脳から指令を受けてもまぶたを引き上げることができない、という状態です。まったく機能していないことも。機能していなくても、ミュラー筋や前頭筋と呼ばれている違う筋肉で補われているのですが、それも長くはもちません。だんだんと持ち上げられなくなってきて、眼瞼下垂は進行してしまいます。

神経原性眼瞼下垂

まぶたを持ち上げる筋肉ではなく、神経に障害が出ていることで発生する眼瞼下垂です。

老人性眼瞼下垂

年を重ねたことによって発生する、眼瞼挙筋のパワー低下や、皮膚の緩みなどで眼瞼下垂を招いてしまいます。

腱膜性眼瞼下垂

まぶたをこすったり日常生活で酷使してしまったりすると、眼瞼挙筋が頑張って収縮してもまぶたがついてこなくなり、眼瞼下垂になってしまいます。

眼瞼下垂の仕組みは、どうしてこうなってしまったのか、という原因から探っていく必要があるでしょう。原因がわかれば、どこに異常が発生していて眼瞼下垂になってしまったのかを知ることができます。瞬きがスムーズにできるように支えている筋肉たちは、それぞれ支配されている神経も異なります。眼瞼挙筋は交感神経に支配されていますが、ミュラー筋は顔面神経に支配されるなど…複雑ですよね。ちゃんと仕組みを知ってから治療していきましょう。

どのような基準で眼瞼下垂であると判断されるのか?

眼瞼下垂であることは、自分自身では確実な判断をすることができません。医師の診察を受けて判断されます。では、どのような基準で眼瞼下垂であると判断されているのか、ご紹介します。

正面を見ている時に上まぶたが瞳孔を隠している

通常、正面を見ている時には瞳孔が全部見えています。しかし、上まぶたが垂れ下がってしまっていると、重度の眼瞼下垂に分類されます。

黒目の中心から上まぶたまで2mm以下

黒目の中心部から上まぶたの縁までを計測し、2mm以下である場合は眼瞼下垂の疑いとなります。疑いの段階ではありますが、放置しておくと進行していく可能性もあるため、気を付けなくてはいけません。

上眼瞼拳筋の測定結果が15mm以下

まゆげの近くを押さえて、額の筋肉を使えないようにし、下を見た時と上を見た時に瞼がどれほど動くかを測ります。本来なら15mm程度は移動するので、それ以下であると眼瞼下垂だと判断されます。

ただし、最後に紹介した「上眼瞼拳筋の測定結果が15mm以下」については、後天性の眼瞼下垂ではあまり見られない症状です。そのため、上2つの瞼がどれほど垂れてきているかで判断することが多くなります。

ただ、眼瞼下垂かと思ってもそうではない…という見た目ではわからない違いもたくさんあります。

高齢者や顔面神経麻痺後には、眼瞼下垂と思われても実は眼瞼の皮膚だけが緩んで下がっている眼瞼皮膚弛緩症や、前額部(おでこ)の皮膚や筋の弛緩により眉毛が下がり眼瞼を押し下げている眉毛下垂といった状態(偽眼瞼下垂)もあり、真の眼瞼下垂とは区別しなければなりません。

出典:日本眼科学会
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_kasui.jsp

このように、違いを知り、自分が眼瞼下垂であるか判断してもらいましょう。

また眼瞼下垂というと、年齢を重ねて気になり始める症状というイメージが多いのですが、決してそういうわけではありません。先天性の眼瞼下垂で、生まれつきで瞼が下がっている状態の症状もあります。その場合は上眼瞼拳筋の筋肉が少なかったり正常に働いていない可能性があるため、「上眼瞼拳筋の測定結果が15mm以下」という判断で眼瞼下垂かどうかを調べます。

また先天性の場合は、瞼が上がらない以外にも目を閉じきることができない、下を見ても瞼が下がらないという症状も見られます。先天性の場合は幼児期に気づくことができます。

先天性眼瞼下垂は、時に視力の発達に影響しますので、一度は早期に眼科を受診し、視機能評価や合併症の有無、手術の必要性とその時期などを判断してもらうことを勧めます。

出典:日本眼科学会
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_kasui.jsp

このように、先天性の眼瞼下垂は幼児期に医師による判断を仰ぎ、治療をしていく必要があります。

ほかの病気についても同時に確認

眼瞼下垂の判断基準として代表的なものは上でご紹介した3つなのですが、病院で診察を受ける場合はそれ以外の病気も一緒に確認します。何が理由で眼瞼下垂が起きているのかを知ることで、どんな眼瞼下垂なのかも知る必要があるためです。脳をはじめとして全身の何らかの疾患が眼瞼下垂を引き起こしていないかとか、筋肉が疲れやすくなってしまう重症筋無力症ではないか、というようなチェックです。病気の合併症で起こっている場合は、まずその病気を治療することが解決するためには必要となります。何が原因であるか、を知ることは治療を始めるためにも大切なことといえるでしょう。

そういったチェックをすると、どのように眼瞼下垂を治療すればいいかが明確になり、後天性の眼瞼下垂の治療として最適な方法を知ることができるでしょう。眼瞼下垂といっても症状は人それぞれなので、その人に合った治療法があります。もしかして…と思った時は一度確認してもらうことをおすすめします。

ページの先頭へ
 
眼瞼下垂治療の総合ポータルサイト