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このページでは、コンタクトレンズと眼瞼下垂の関係について紹介しています。
コンタクトレンズを使っているからといって必ず眼瞼下垂になるというわけではありませんが、特にハードコンタクトレンズを使用している場合に眼瞼下垂に影響するということがよく言われています。
そこで、さまざまなクリニックの見解を参考にしながら、「コンタクトレンズをしていると眼瞼下垂が起こりやすいか?」という疑問について迫ってみましょう。
ハードコンタクトレンズを長年使用すると眼瞼下垂になる可能性はありますが、ソフトレンズの使用であれば眼瞼下垂になる可能性はありません。
引用元:アイリス美容外科(https://www.iris-beauty.com/medicalcare-list/droping-eyelid/qa)
ハードコンタクトを外すときに、目を外側に引っ張って目を閉じる方法を続けていると起こりやすいようです。
引用元:みやび形成外科(https://www.miyabi-keisei.com/treatment/gankenkasui-qa/)
ソフトコンタクトレンズは直接の原因にはなりませんが、コンタクトトラブルなどで目の炎症を繰り返したりすると下垂症状を来す場合があります。
引用元:みやび形成外科(https://www.miyabi-keisei.com/treatment/gankenkasui-qa/)
ハードコンタクトレンズを使用している人の眼瞼下垂の重症度が使用しているコンタクトレンズの厚さと関連があると報告もありまして、私はコンタクトレンズという異物を挿入した状態で一日に何千回も瞬きをすることで挙筋腱膜やミュラー筋が摩擦により薄く伸ばされたり、線維化して収縮力が失われてしまい、まぶたが上がりにくくなるのだと考えております。
引用元:社会医療法人 蘇西厚生会 松波総合病院(https://www.matsunami-hsp.or.jp/iryou_jyohou/info/gankenkasui03/)
さまざまなクリニックのホームページを参照すると、やはりコンタクトレンズは眼瞼下垂につながる可能性があるようです。特にハードコンタクトレンズを長年使用している場合に注意が必要といえるでしょう。
なぜ眼瞼下垂が起きるのかという原因についてはさまざまな意見があるようですが、例えばコンタクトレンズの装着時や外すときに強く引っ張ることや、異物を挿入した状態で瞬きをくりかえすことで挙筋腱膜などの収縮力が失われることが眼瞼下垂につながるのでは、という意見があります。
いずれにしても、眼瞼下垂を防止するためにはコンタクトレンズを使用する時間をできるだけ短くする、という方法も考えられるのではないでしょうか。
コンタクトレンズと眼瞼下垂の関係について紹介してきました。さまざまなクリニックの見解から、コンタクトレンズと眼瞼下垂には関連があると考えるのが良いでしょう。ただし、コンタクトレンズに頼らざるを得ないという方もいるはず。そのような方は、徐々にコンタクトレンズの使用時間を短くしていくことが眼瞼下垂の予防にもつながると言われていますので、少しずつ意識してみると良いでしょう。
日本美容外科学会専門医
院長:真﨑信行
初診料 tel: 03-5428-4225 |
5,500円 |
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日本美容外科学会専門医(JSAPS)
院長:池本 繁弘
初診料 tel:03-3272-5666 |
2,200円 |
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※眼瞼下垂料金は2022年3月10日時点の料金です。
調査基準・定義※1:2019年5月27日時点で美容医療の口コミ広場の掲載情報を参照。眼瞼下垂治療を受けた方が書いたレポート評価☆3以上、投稿口コミ件数100件以上、クリニックの総合満足度☆4.3以上の条件のもと、東京にある美容クリニックを調査。その中から院長が施術を担当してくれるクリニック3院を紹介します。このサイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当したクリニック・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。
眼瞼下垂に治療について:眼瞼下垂の程度により治療内容はことなりますが、まぶたが重くなって開きにくくなったまぶたを治療することで、視野を広げ改善する治療法。
眼瞼下垂手術の費用:保険適用であれば、数千円〜数万円程度。自由診療になると20万〜60万程度となり、クリニックによって金額が大きく異なる。
眼瞼下垂の治療期間:2週間程度の腫れ。切開をする治療の場合、術後に抜糸が必要。腫れがきれいにひくまでは数ヶ月程度かかる。
副作用・リスク:左右差、瞼の違和感、内出血、腫れがなかなかひかないなど。また、ドライアイ、瞼が閉じづらくなる可能性もある