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眼瞼下垂治療の保険適用について

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眼瞼下垂の手術には保険は適用されるのでしょうか?もし手術ともなれば、保険が適用されるかどうかでかなりの金額差が出てくるものです。眼瞼下垂手術の保険適用とその条件についてご紹介しています。

眼瞼下垂の手術は基本的に保険適用対象

眼瞼下垂は疾患のひとつとされているため、基本的には保険適用対象の治療となります。ただし、その症状によっては保険が適用されず、実費での手術になってしまうことも。 そこで、保険が適用される場合と、実費となってしまう場合の違いについてまとめてみます。

保険が適用される場合の条件とは?

眼瞼下垂の手術で保険が適用されるには、次の3つの条件をクリアしていなければいけません。

その1:眼瞼下垂であると診断されること

病院に行って診察を受けた結果、眼瞼下垂だと診断された場合にのみ保険が適用されます。目を閉じて、眉の上に指を置いた状態で目を空けたとき、指を押し上げてしまう場合は眼瞼下垂だと診断される可能性が高いでしょう。

その2:健康保険適用対象の施設で手術をすること

病院であればほとんどの場合保険が使えますが、美容クリニックの場合は保険が使えないところもあり、その場合は眼瞼下垂と診断されても保険適用対象外になってしまいます。

その3:日常生活に支障をきたしていること

軽度の眼瞼下垂で日常生活に支障をきたしていない場合は、保険が使えないこともあります。日常生活に支障をきたす範囲というのは、視界が悪く車の運転が困難、視界不良のせいで首や肩がこる、目を開けていることに疲れるなどの場合です。

実費での手術となってしまう場合とは?

保険が使えないのは、保険適用対象の条件に当てはまらなかった場合ですが、主に「美容目的だった場合には保険は適用されません」。健康保険は病気やケガの治療のために使うものなので、整形や美容目的の施術には使えないというルールです。

目を大きくしたい、ぱっちりとした印象的な目元にしたい、といった要望の場合、実費での手術となります。 また、日常生活に支障をきたしていない範囲の眼瞼下垂でも、実費での手術となります。

保険適用は、眼瞼下垂の術式によっても変わる

実は、生活に支障をきたすレベルの眼瞼下垂で、美容目的の手術ではなくても、手術の方法によって保険適用対象にならない場合があります。 眼瞼下垂の手術法はいくつかありますが、大きくわけて、切開をする手術と、切開をしない手術の二種類にわかれます。

切開をする手術

  • 挙筋短縮法
  • 挙筋腱膜前転法
  • 前頭筋吊り上げ術

切開をしない手術

  • ミュラー筋タッキング
  • 挙筋腱膜タッキング

保険適用となるのは「切開をする手術」のみ

これらの手術法の中で、保険適用となるのは「切開をする手術」のみです。ちなみに切開をしない手術は、まぶたの裏側からミュラー筋や挙筋腱膜を縫いとめる方法で、美容整形の埋没法に近いものです。 眼瞼下垂は治療したいけれど、どうしても切るのはイヤ!という方は、残念ながら健康保険の対象にはなりません。

保険適用の手術のデメリットとは?

金額的には当然三割の負担で済む保険適用の手術の方が良いですが、実は保険適用対象だからこそのデメリットもあります。

デメリット1:仕上がりの美しさが保証されない

特に女性にとっては、これが最大のデメリットだと感じられるのではないでしょうか。 最初にお話ししたように、保険が適用になる治療というのは、「病気やケガを治療すること」にのみ使えます。そのため、眼瞼下垂という病気を治すということが手術の目的です。 目が十分に開くようになって、視界を正常にすることが目的なのですから、仕上がりの美しさを目的としていません。

手術後にもし仕上がりが気に入らなければ、修正手術を行うことは可能です。ですが、それは美容目的の治療になるため、当然保険は使えなくなってしまいます。パッチリとした美しい目元にしたいという希望がある場合は、例え保険適用の条件を満たしていたとしても、美容クリニックで保険を使わずに手術した方が、満足度の高い仕上がりになるでしょう。

デメリット2:必ずメスを使った切開施術である

保険適用の手術には、必ず切開が伴いますので、瞼に傷が残ってしまう可能性もあります。そして、切開をしてしまうと、手術前の状態に戻すことはできません。 手術前の状態に戻せないというのは、メリットでもあり、デメリットでもあります。もし仕上がりが気に入らなかったときのことを考えると、少し怖い気もしてしまいますよね。

眼瞼下垂の手術で、保険適用がされるかされないかは、金額だけが違ってくるわけではありません。仕上がりや術式も異なってくるので、それらも含めてどちらにするか考えてくださいね。

院長が施術を担当
眼瞼下垂治療で評判のクリニック|東京版

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院長:筒井裕介

  • 切らない眼瞼下垂
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日本美容外科学会専門医

院長:真﨑信行

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※眼瞼下垂料金は2022年3月10日時点の料金です。

調査基準・定義※1:2019年5月27日時点で美容医療の口コミ広場の掲載情報を参照。眼瞼下垂治療を受けた方が書いたレポート評価☆3以上、投稿口コミ件数100件以上、クリニックの総合満足度☆4.3以上の条件のもと、東京にある美容クリニックを調査。その中から院長が施術を担当してくれるクリニック3院を紹介します。このサイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当したクリニック・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。

眼瞼下垂に治療について:眼瞼下垂の程度により治療内容はことなりますが、まぶたが重くなって開きにくくなったまぶたを治療することで、視野を広げ改善する治療法。
眼瞼下垂手術の費用:保険適用であれば、数千円〜数万円程度。自由診療になると20万〜60万程度となり、クリニックによって金額が大きく異なる。
眼瞼下垂の治療期間:2週間程度の腫れ。切開をする治療の場合、術後に抜糸が必要。腫れがきれいにひくまでは数ヶ月程度かかる。
副作用・リスク:左右差、瞼の違和感、内出血、腫れがなかなかひかないなど。また、ドライアイ、瞼が閉じづらくなる可能性もある