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眼瞼下垂と片頭痛の関係とは?

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A:筋肉が常に緊張状態にあることが関係している

眼瞼下垂と片頭痛という、一見、あまり関係のないような2つの症状が、実は密接に関わっていることが分かってきました。ここでは、眼瞼下垂と片頭痛がどのように関係しているのかについて、解説してみようと思います。

眼瞼下垂がなぜ片頭痛を引き起こすのか?

眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉がなんらかの原因で弱ってまぶたを持ち上げられなかったり、まぶたの皮膚が伸びてしまって持ち上げることができなくなったりして、眼球にかかってしまうことで視野が狭くなってしまう病気です。

ですので、眼瞼下垂の主な症状は視野が狭くなるというものなのですが、それだけではないことが分かってきました。眼瞼下垂を主訴とする患者さんの多くが、片頭痛や肩こりを訴えることが多いのです。

眼瞼下垂で片頭痛が起こる理由

解剖学的な話になりますが、そもそも、まぶたを持ち上げているのは上眼瞼挙筋とそこから伸びた腱膜、ミュラー筋と腱板、この4つの組織の働きによるものです。

上眼瞼挙筋と腱膜とミュラー筋とがうまく連動してまぶたを持ち上げていて、腱膜にくっついている腱板が、まぶたが上がったり下がったりするのを滑らかに行えるように働いています。

しかし、目を擦ることが多かったり、ハードコンタクトレンズを長期間使っていたりすると、上眼瞼挙筋に続いている腱膜が腱板から離れてしまって、途端にまぶたは上がりにくくなってしまいます。

瞳孔の上までまぶたが上がることがなくなりますので、顎を上げて物を見るようになる人も多いです。まぶたは、もう一つの筋肉であるミュラー筋だけでも上がらないことはないのですが、ミュラー筋だけを使っていると、この筋肉を支配しているのが交感神経であるために、それが常に緊張状態を強いられることで、首や肩の筋肉の凝りが起こり、血行が悪くなってしまうのです。それが原因で、片頭痛が起こってくる、というわけなのです。

片頭痛が起こると、頭全体が一日中ずっと痛んでいる人もいますし、頭の一部分だけが痛んだり緩和したりを繰り返す人もいます。 いずれにしても、眼瞼下垂の治療を受けることで、片頭痛も肩こりも取れていきます。

眼瞼下垂の治療で消える症状は片頭痛だけじゃない

眼瞼下垂で引き起こされる症状は片頭痛の他にもあります。視野狭窄や首・肩のコリの他に、睡眠障害、自律神経失調症、気分障害、めまい、顎関節症、顔面の痙攣などなど様々なものがあります。

「なぜか寝付きが悪い」「なんだか気分がすぐれない」「歯が痛いけどどこも悪くないって…」「体全体が重苦しい」などと訴えていた眼瞼下垂の患者さんが、治療をすることで「目の前が晴れて、やっと朝が来た感じ」「心身ともにスッキリしてます」「ぐっすり眠れるようになりました」という風に変わっていく方もみられます。私達の想像以上に眼瞼下垂は、全身に影響を及ぼしているといえるでしょう。

眼瞼下垂かな?と思ったら早めに治療を

眼瞼下垂になってしまったら、通常、様々な症状を併発しているはずです。特に、現代は高齢化社会で加齢による眼瞼下垂を起こしている人が多く見られます。あなたの感じる不定愁訴は、もしかしたら眼瞼下垂が原因かもしれません。これらは、眼瞼下垂を治療することで症状が和らぐケースもあります。

もちろん高齢者だけでなく、眼瞼下垂に何らかの心身の不調を抱えて困っている場合には、早めに医師に相談することをおすすめします。目元ですから、見た目の問題もありますし、外科的に治療を行うとなれば恐怖心もあると思いますが、少しの勇気が明日からの生活を変えるきっかけになるかもしれません。

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※眼瞼下垂料金は2022年3月10日時点の料金です。

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眼瞼下垂に治療について:眼瞼下垂の程度により治療内容はことなりますが、まぶたが重くなって開きにくくなったまぶたを治療することで、視野を広げ改善する治療法。
眼瞼下垂手術の費用:保険適用であれば、数千円〜数万円程度。自由診療になると20万〜60万程度となり、クリニックによって金額が大きく異なる。
眼瞼下垂の治療期間:2週間程度の腫れ。切開をする治療の場合、術後に抜糸が必要。腫れがきれいにひくまでは数ヶ月程度かかる。
副作用・リスク:左右差、瞼の違和感、内出血、腫れがなかなかひかないなど。また、ドライアイ、瞼が閉じづらくなる可能性もある