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問診で聞いておくべき内容は?

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眼瞼下垂の治療は基本的に手術によって行われます。そのため、手術に伴って起こりうる副作用など様々な症状が出る可能性があります。

ここでは、そういった症状および対応について、さらにカウンセリングを受ける際にチェックしておきたいポイントなど、事前に知っておくべき内容を紹介しています。

施術を受ける前に

術後に起こりうる症状

眼瞼下垂の症状である頭痛や肩こりは、手術によってその多くが改善されますが、もし改善されない場合は痛み止めを服用してください。

また、手術後に自律神経の不調を訴えることがあり、その際も同様に安定剤などで対処しましょう。

その他にも、手術によって目が大きく開くことで涙が蒸発しやすくなり眼が乾きやすくなりますが、こちらは術後半年程度で改善するといわれています。

白内障手術やレーシック手術を予定している場合

眼瞼下垂の手術は術後に眼の屈折状態が変化することがありますので、眼瞼下垂の手術以外に白内障やレーシックの手術を予定している場合は、眼瞼下垂の手術を優先して行うことで両目の見え方を適切に合わせられるでしょう。

なお、見えにくくなる症状が改善されるまで、通常は術後半年程度かかるようです。

眼の開きの左右差がある場合

手術前の段階で眼の開きに左右差がある両側の眼瞼下垂の場合、手術は同時に行った方が良いでしょう。

また、手術中は左右差がなかったのに抜糸の際に左右差が出たり三角目になった場合は、一定の時間をおいた後、修正術を受ける必要があります。

カウンセリング時に聞いておくべき内容

患者さんの悩みや希望を聞く、もしくは医師の治療方針・方法を知る場であり、自分が納得のいく治療を受けるためにも、カウンセリングはとても重要な機会といえます。そのため、まず前提として手術を担当する医師自らがカウンセリングを行うクリニックを選ぶことが重要です。

カウンセリングに限らず、施術やアフターケアなど、その都度違う医師が担当する場合、コミュニケーションの齟齬が生まれる可能性があります。加えてわかりにくい専門用語だけで説明したり、一方的に施術方法を決めつける医師はあまりおすすめできません。

まずはカウンセリングを通じて、患者さんの気持ちにしっかり寄り添ってくれる医師・クリニックであるか否かを見極めることが重要です。

その上で、カウンセリングの際には気になること・不安に思っていることを必ず聞いておきましょう。具体的には以下のような内容をチェックしてみてください。

治療方法

治療法とその効果について

眼瞼下垂の手術は、その状態や目的など、患者さんによって治療法が異なります。そのため、希望する治療法が受けられるのか、どれが最も適切な治療法なのかを事前に確認しましょう。

また、希望する治療法、あるいは提案された治療法によってどのような効果が期待できるのか、どのくらいその効果が持続するのかなども合わせて聞いておくことで、より希望に近い仕上がりが期待できるでしょう。

保険適用と保険適用外治療について

眼瞼下垂の治療には保険適用と保険適用外治療があり、普段の生活に支障が出ているレベルであれば保険適用の手術を受けることができます。

その場合、目的は「機能改善」であり、見た目を変えるような美容目的の治療は行われません。費用面だけで判断せず、自分の希望に沿った治療法がどうかを確認するようにしてください。

施術のリスクおよび副作用について

例えば切開法であれば、施術後のまぶたの傷・腫れが原因で数日間学校や会社を休むことになる可能性があります。

手術である以上、そのリスクや副作用について確認するのは必須であり、自分の生活に合わせてスケジュールを調整する必要があることも知っておきましょう。

担当医

手術を担当する医師

前述した内容と重複しますが、カウンセリング担当と施術担当の医師が同じとは限りませんので、どの医師が施術を担当するのか、併せて定期検診やアフターケアの担当医についても事前に確認してください。

仮に施術担当医と定期検診の担当が異なる場合、通常であれば情報の共有はされていますが、念のため検診の際にこちらの希望を伝えることをおすすめします。

医師の経験・実績

眼瞼下垂の手術方法は複数あるため、担当する医師が眼瞼下垂の手術を得意としているか、どのくらいの実績があるか、過去に対応した症例なども聞いてみるとより安心できるでしょう。

施術当日

手術の流れ

手術方法だけでなく、当日どのように進むのかを事前に把握しておくことで、改めて不安や懸念が見つかり、その場で質問することできます。それでも心配であれば手術を見送るということも、一つの選択肢です。

痛みや麻酔の使用

全身麻酔と局所麻酔のどちらを使用するかはクリニックによって異なり、そのリスクや費用も変わってきます。

さらに局所麻酔であれば人によって痛みを感じることもあり得ますので、麻酔の追加といったその際の対応や、術後に麻酔が切れたあとの痛みについても確認してください。

手術時間

治療方法や麻酔の種類によって、手術の時間も異なります。全身麻酔であれば目が覚めるまでの時間も含め、当日どのくらい時間がかかるかを聞いておきましょう。

アフターケア

ダウンタイム

切開によるダウンタイムについては、手術の内容や患者さんの体質によって、その度合いや期間が異なります。そのため、概ねどの程度のダウンタイムがあるのかを確認し、準備しておきましょう。

術前・術後

施術を受けるに際しての注意事項や術前・術後にしてはいけないことについては通常であれば事前に説明がありますが、気になる点などがあれば念のために確認することで、安心して当日の施術に臨むことができます。

また、術後の通院についても治療法によって期間が異なりますので、回復までにかかる時間を確認の上、できるだけ日常生活に支障が出ないよう日程の調整を行ってください。

万が一のトラブルがあった場合

事前に伝えた希望の仕上がりと違っていた場合や不満があった場合、修正手術などを含めどのようなサポートが受けられるのかを必ず確認しておきましょう。

実際に、保険適用の手術によって左右差が出てしまっても再手術を受けられないといったケースもあるようです。

費用面

まず、保険適用と保険適用外治療の両方に対応しているクリニックであれば、両方の費用を確認しておきましょう。保険適用外の自費診療の場合、その費用は自由に設定できるため、同じ手術方法であるにも関わらずクリニックによってばらつきがあります。

納得いく治療を受けるためにも、費用が異なる理由について把握しておくべきです。

加えて、診察代・手術代・薬代・麻酔代・カウンセリング代・アフターケア代など、提示されている費用に何が含まれていて何が別料金なのかも必ず確認しておけば、あとで余計な料金を請求されるといったトラブルを回避できるでしょう。

院長が施術を担当
眼瞼下垂治療で評判のクリニック|東京版

美容外科専門医

院長:筒井裕介

  • 切らない眼瞼下垂
    220,000
  • 眼瞼下垂施術(切開)
    550,000
初診料
tel:03-6228-6617
無料

公式サイトへ

日本美容外科学会専門医

院長:真﨑信行

  • 埋没式挙筋短縮(切らない)
    440,000
  • 眼瞼下垂(切開)
    660,000
初診料
tel: 03-5428-4225
5,500円

公式サイトへ

日本美容外科学会専門医(JSAPS)

院長:池本 繁弘

  • 上眼瞼リフト
    330,000円~
  • 眼瞼下垂(開瞼増大術)
    550,000
初診料
tel:03-3272-5666
2,200円

公式サイトへ

※眼瞼下垂料金は2022年3月10日時点の料金です。

調査基準・定義※1:2019年5月27日時点で美容医療の口コミ広場の掲載情報を参照。眼瞼下垂治療を受けた方が書いたレポート評価☆3以上、投稿口コミ件数100件以上、クリニックの総合満足度☆4.3以上の条件のもと、東京にある美容クリニックを調査。その中から院長が施術を担当してくれるクリニック3院を紹介します。このサイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当したクリニック・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。

眼瞼下垂に治療について:眼瞼下垂の程度により治療内容はことなりますが、まぶたが重くなって開きにくくなったまぶたを治療することで、視野を広げ改善する治療法。
眼瞼下垂手術の費用:保険適用であれば、数千円〜数万円程度。自由診療になると20万〜60万程度となり、クリニックによって金額が大きく異なる。
眼瞼下垂の治療期間:2週間程度の腫れ。切開をする治療の場合、術後に抜糸が必要。腫れがきれいにひくまでは数ヶ月程度かかる。
副作用・リスク:左右差、瞼の違和感、内出血、腫れがなかなかひかないなど。また、ドライアイ、瞼が閉じづらくなる可能性もある