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挙筋短縮法

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眼瞼下垂手術の挙筋短縮法について調べました。手術の概要や効果、メリット・デメリットなどを掲載しています。

挙筋短縮法(きょきんたんしゅくほう)とは?

「挙筋短縮法」は、延びてしまった目をあけるための筋肉を切除して短縮することで目を開かせる手術。挙筋短縮法は、延びきってしまった眼瞼挙筋や挙筋腱膜を切って短縮し、瞼板に逢着させます。まぶたの皮膚側を切開する「経皮法」と、まぶたの裏側を切開する「結膜法」とがあります。

交感神経と関わりの深いミュラー筋を傷つけるリスクが高く、挙筋前転法での改善が見込めない場合(重度の眼瞼下垂)のみ適用されます。

挙筋短縮法のメリットとデメリット

メリット

  • 挙筋腱膜を直接短縮してしまうため、重度の眼瞼下垂の治療が可能。
  • 経皮法の場合は、同時に二重まぶた手術もできる。
  • 傷跡が残りづらい

デメリット

  • 交感神経と関係のあるミューラー筋を傷つけてしまうリスクがある
  • 経皮法も結膜法も切開手術のため、ダウンタイムが長引く
  • 切開することで傷跡が残ったり、左右の目の大きさが変わってしまう可能性がある
  • ケロイド体質の人はケロイドができることもある

副作用やリスクとしては、二重ラインや目の大きさの左右差、患部の感染、傷跡が残る可能性、皮膚を切り取ることにより、瞼が閉じにくくなる、ドライアイ、内出血、ケロイド、色素沈着が考えれらます。

また、ダウンタイムは個人差がありますが、1週間後の抜糸までは強い腫れがでて、基本的に3日程その後もおさまるまでに1~2週間はかかります。全体的に落ち着くまでは1~4ヶ月程度かかります。

一般的には結膜法のほうがダウンタイムは短く、1週間~10日程度で腫れはおさまります。

挙筋短縮法にかかる費用

挙筋短縮法にて眼瞼下垂の手術を受けた場合、目安となる金額は50万円~70万円です。この金額は、自由診療で手術を受けたらかかる金額です。

眼瞼下垂の状態や、手術を受けるクリニックによっては、保険が適用となります。自己負担額が減るため、3割程度の金額で手術を受けることができるでしょう。目安は4万円~8万円です。保険適用となるかどうか、医師に事前確認が必要です。

また、値段は麻酔でも少し変わります。使う麻酔の量や種類によって違いが出るため、大きな差は出ないものの、人によってかかる費用は異なることを知っておきましょう。

挙筋前転法手術の注意事項

手術はその日のうちに終わります。腫れが強く出るので、サングラスを持参するといいでしょう。洗顔、洗髪、入浴は手術の翌々日から可能です。術後1週間程度で抜糸をしますが、メイクは抜糸後2日目からにします。

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眼瞼下垂治療で評判のクリニック|東京版

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院長:筒井裕介

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※眼瞼下垂料金は2022年3月10日時点の料金です。

調査基準・定義※1:2019年5月27日時点で美容医療の口コミ広場の掲載情報を参照。眼瞼下垂治療を受けた方が書いたレポート評価☆3以上、投稿口コミ件数100件以上、クリニックの総合満足度☆4.3以上の条件のもと、東京にある美容クリニックを調査。その中から院長が施術を担当してくれるクリニック3院を紹介します。このサイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当したクリニック・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません。

眼瞼下垂に治療について:眼瞼下垂の程度により治療内容はことなりますが、まぶたが重くなって開きにくくなったまぶたを治療することで、視野を広げ改善する治療法。
眼瞼下垂手術の費用:保険適用であれば、数千円〜数万円程度。自由診療になると20万〜60万程度となり、クリニックによって金額が大きく異なる。
眼瞼下垂の治療期間:2週間程度の腫れ。切開をする治療の場合、術後に抜糸が必要。腫れがきれいにひくまでは数ヶ月程度かかる。
副作用・リスク:左右差、瞼の違和感、内出血、腫れがなかなかひかないなど。また、ドライアイ、瞼が閉じづらくなる可能性もある